今日の英語-第七回[英語関連]
(2010-05-24 15:49:38) by サミー


今日の英語は「動名詞」です。第五回の「不定詞」と併せて学習するとより明確に理解できるかと思います。

しばしば、"不定詞 = 動名詞"と解されますが、必ずしも正しくありません。まずは下記の例を見てみましょう。

ex) This car needs to be fixed.

もし、「不定詞 = 動名詞」ならば、"This car needs being fixed." となるはず。ところが正しくは、"This car needs fixing." となり、「この車は、修理される必要がある。(修理が必要だ)」となるのです。この様に、主語が無生物であり、主語が「〜される」時に、動名詞を用います。この用法に使われる動詞としては、"need 〜ing"、"want 〜ing"、"deserve 〜ing" (〜する(される)価値がある」等が挙げられます。

☆ 目的語に動名詞をとり不定詞をとらない動詞

mind 〜ing「〜することを気にする」以下同様「〜することを…」 enjoy「楽しむ」give up「あきらめる」avoid「避ける」finish「終える」escape「逃れる」postpone「延期する」stop「やめる」deny「否定する」admit「認める」miss「免れる」他にも practice, put off, consider, excuseなど

☆ 目的語に不定詞をとり動名詞をとらない動詞

wish to〜「〜したい」以下同様「〜することを…」desire「望む」decide「決定する」determine「決心する」agree「同意する」offer「申し出る」expect「期待する」pretend「ふりをする」refuse「拒否する」promise「約束する」resolve「決心する」hope「望む」learn「学ぶ」mean「つもりである」seek「しようと努める」など

☆ 動名詞と不定詞で意味が異なる動詞

remember 〜ing「〜したことを覚えている」⇔remember to〜「〜することを覚えておく」(忘れずに〜する)
動名詞は「すでにしたこと」を表します。⇔不定詞は「これからのこと」を表します。
紛らわしいので、〜ing 「〜したこと」を、まずしっかり覚えましょう。
forget 〜ing「〜したことを忘れる」forget to〜「〜することを忘れる」try 〜ing「試しに〜してみる」try to〜「〜しようとする(努力する)」regret 〜ing「〜したことを後悔する」regret to〜「残念ながら〜する」ただし、I regret being unable to go.「行けなくて残念です」のように、現在のことを指すこともできます。そこで、 過去であることをはっきりさせるために、regret having p.p.にすることもあります。 "having P.P." を「完了動名詞」とよばれます。

☆ to〜ing になり不定詞とよく勘違いされる表現

look forward to 〜ing「〜するのを楽しみに待つ」be used to 〜ing「〜するのに慣れている」be accustomed to 〜ing「〜するのに慣れている」object to 〜ing「〜するのに反対する」What do you say to 〜ing?「〜するのはどうですか」with a view to 〜ing「〜する目的で」devote oneself to 〜ing「〜することに専念する」when it comes to 〜ing「〜するということになると」in addition to 〜ing「〜することに加えて」など

☆ 動名詞を用いたイディオム

We can't know what may happen. = There is no knowing what may happen. 「何が起きるかわからない」
There is no 〜ing. = It is impossible to〜.「〜できない」
動名詞を用いたイディオムを覚えましょう。
There is no 〜ing.「〜することはできない」It is no use 〜ing「〜してもむだだ」、feel like 〜ing「〜したい気分だ」on 〜ing「〜するとすぐに」in 〜ing「〜するときには」、cannot help 〜ing「〜せずにはいられない」never 〜 without …ing「〜すると必ず…」、be worth 〜ing「〜する価値がある」of one's own 〜ing「自分で〜した」など

覚えることが多いけど、がんばってね〜 <画像:happy02>

Tags: 動名詞, 情報, 英語


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